コピー本など小冊子の製本をするときには、ホッチキスで中綴じしたいですよね。
ここでは、ホッチキスを使った中綴じのやり方と、中綴じもできるおすすめのホッチキスを紹介します。
本にしたい物のサイズが大きくて、ホチキスが真ん中に届かなくてもここで紹介する方法を使えば大丈夫ですよ!
中綴じのホッチキスでのやり方は?
普通のホッチキスでは、中綴じできるように紙を挟めませんよね。
製本する紙の折り目に針を合わせようとすると、どうやってもホッチキスを差し込むことができません。
でも、中綴じ可能なホッチキスというのもあるんですよ!
針の入った部分が90度回転するようになっていて、紙の折り目に針を添わせてホッチキスで挟めるようになっています。
もちろん、回転させないで普通に使うこともできますよ。
このようなホチキスを使えば、コピー本などを自分で作るのも楽々!
ちゃんと針で閉じられますよ。
本の内側もこの通り。(撮影のために試しでやったので、中心からズレてしまいましたが……)
PDFファイルをいつでも読めるように印刷しておく場合も、小冊子用に印刷してから中綴じすれば、コンパクトにまとまる上、紙やインクの節約にもなるのでおすすめです。
PDFの小冊子印刷は、プリンターでの印刷設定でできますし、コンビニプリントでも可能ですよ。
ホッチキスの中綴じで真ん中ができない場合のやり方は?
中綴じできるホッチキスを使っても、紙のサイズが大きいと、ホッチキスの針が出る部分が真ん中に届かないというケースもあるかと思います。
そういう場合でも、これから紹介するやり方で中綴じできますよ!
方法は簡単です。
ホッチキスをパカッと全開に開いて、閉じたい所に針の出る部分を押し当てて針を刺せばいいんです。
このやり方ですと、刺さった針がまっすぐのままになってしまいますが、それは仕方ありません。
針が途中までしか刺さらなくても、貫通さえしていれば手で押し込めますから大丈夫ですよ。
針がしっかり通ったら、ホチキス針の飛び出した部分をペンチなどで折り曲げて閉じれば完成です。
ホッチキスで刺す際は、電話帳やいらない雑誌、新聞の束等、ホチキス針がまっすぐ刺さる物の上で作業しましょう。
作業で机やテーブルなどに傷をつけないように気をつけてくださいね。
この方法を使えば、中綴じができないホッチキスでも、コピー本などの中綴じをすることが可能です。
でも、真ん中以外の届く部分でしたら、中綴じ可能なホッチキスを使ったほうが簡単ですね。
中綴じができるホッチキスは100均ダイソーにも売ってます!
今回紹介した中綴じできるホッチキスは、ヨドバシ、amazon、楽天などのネットショップのほか、もちろん文房具店などでも購入可能です。
でも、ダイソーやセリア、キャンドゥのような100均でも中綴じホッチキスは売ってるんですよ!
「くるっと回って中とじカンタン まわるホッチキス」
こちらのホッチキスはダイソーで売ってる物です。
閉じられる紙の枚数は約10枚で、値段は100円(税別)となっています。
100均のダイソーにはこれ以外にも、普通のホッチキスも大小いろんな種類がそろっていて、ホチキスの針も売っていますよ。
ダイソーで売ってるホッチキスとホッチキス針の一覧については、こちらの記事で紹介しています。
中綴じの際に冊子の真ん中の部分にホチキスが届きにくくても、そうでなくても、中綴じもできるホチキスを選んだほうが、2通りの使い方ができてお得でしょう。
文具店やコンビニ、ネット通販で買うよりも安いですから、ダイソーの中綴じホッチキスはおすすめですよ。
(ちなみに、ネットショップの中綴じホッチキスの価格は500円前後です。)
まとめ
コピー本などの製本で中綴じをしたいのでしたら、針が出る部分が90度回転する、中綴じ可能なホッチキスがおすすめです。
中綴じの際に冊子の真ん中にホッチキスが届かないなら、ホッチキスを目一杯開いて、針が出る部分を押し当てて針を刺し、飛び出した針をペンチなどで曲げるやり方で閉じられますよ。
(下に電話帳などの針がまっすぐ刺さる物を敷いて作業しましょう)
中綴じできるホッチキスは100均ダイソーにも売っていましたので、そうした物も活用してお手軽に製本にチャレンジしてみてください。
※ダイソーの品ぞろえは店舗や時期によって異なります。
ここで紹介した商品が売っていなかったり、ここでは紹介していない商品が売っている場合もあることをご了承下さい。
心配でしたら、お近くのダイソーに行く前に、欲しい商品を売っているか電話で問い合わせてみるといいでしょう。
ダイソー各店舗の電話番号は、ダイソーのホームページで地域別に調べられますよ。
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