瓶の蓋が開けにくくなっているのは、握力が低下しているからかもしれません。
握力の低下は、病気になりやすくなる危険信号かもしれないんですよ!
この記事では、それについても合わせてまとめています。
ジャムや離乳食などの食品の瓶の蓋が、どうやっても開かないことってありますよね。
瓶の蓋が開かないときに使える裏技は色々ありますけど、それよりももっと簡単な開け方があるんですよ。
100均のダイソーやセリアに固い瓶の蓋を簡単に開けられるアイテムが売ってるんです。
ここでは、開かない瓶の蓋を開ける普通の方法と一緒に、その100均グッズを紹介します!
瓶の蓋が開かないときの開け方は?
まずは、瓶の蓋が開かないときに使える、普通の裏技を紹介します。
いちいち蓋を開けるための道具を買いに行くのは面倒くさい、すぐに蓋を開けたい、という場合は、まずはこれらの方法を試してみてください。
方法1 ゴム手袋を蓋を使う
ゴム手袋はめて蓋をつかむことで、摩擦力が増して蓋を回しやすくなります。
キッチンなどで使っているゴム手袋があったら試してみてください。
方法2 蓋に輪ゴムを巻く
瓶の蓋の側面に輪ゴムを巻くという方法です。
これもゴム手袋と同じように、摩擦力を増すことでフタが開けやすくなるという裏技ですね。
家にゴム手袋がない、掃除に使っている汚れたゴム手袋で食品の瓶を触るのは嫌だ、などという場合も、この方法を試してみてください。
方法3 タオルを使う
これも摩擦力を増すことで瓶の蓋を開ける方法となります。
濡らしてよく絞ったタオルで瓶の蓋をつかみ、力を入れて回すだけ。
ゴム手袋に比べると滑りにくさは劣りますが、タオルを巻くことで力を入れやすくなりますし、手も痛くなりにくいですよ。
方法4 瓶を温める
ゴム手袋を使うなどの力技が難しいなら、こちらの方法もおすすめです。
50℃くらいの熱めのお湯に、瓶のフタ部分だけをつけてみてください。
鍋に瓶ごと入れてゆでたり、湯せんのように瓶をまるごとお湯に入れる必要はありません。
こうすることで、金属の蓋が温められて膨張し、ガッチリ貼り付いてしまっている瓶と蓋の間に隙間ができて開けやすくなるんですよ。
熱くなっていますので、蓋を開ける際はやけどにご注意ください。
方法5 瓶の蓋のふち部分を叩く
瓶の蓋の側面部分を何かで軽く叩いたり、何かに軽く叩きつけたりするという開け方は、昔から言われている方法ですね。
何かで叩くなら包丁の柄などを使うといいでしょう。
テーブルや流し台の角など、何かに叩きつけるなら、傷を付けたりしないようにタオルを敷いておくといいですね。
瓶の蓋の側面を、一周ぐるっと回るように、軽くコンコンと叩きながら瓶を回していきます。
ただしこの方法は、瓶が割れてしまう恐れもあるので、推奨はされていないやり方ですのでご注意ください。
方法6 蓋と瓶の隙間に何か差し込む
スプーンかフォークの柄などを瓶と蓋の隙間に差し込んで、テコの原理で蓋を持ち上げるように軽く力を加えることで開けやすくなることがあります。
こうすることで、隙間ができて瓶の中に空気が流れ込み、瓶の中の真空状態が解消して開きやすくなるんですね。
この方法も、瓶が破損する恐れがあるということで、推奨はされていないので注意してください。
瓶の蓋が開かないときに使える、よく言われている方法は以上となります。
どの方法も、ちょっと面倒ですね。
ゴム手袋などを使うのも結局は力技ですし、お湯につけるというのも手間がかかります。
叩くとかスプーンなどでこじ開けるという方法は、よく言われている裏技ですけど、ビン破損のリスクがあるので、あまりおすすめできません。
こういった、瓶の蓋が開かないときにとっても便利なアイテムが100均にありますので、次の章で紹介しますね。
固い瓶の蓋開けがとっても楽になりますので、こういうときのために用意しておくと助かりますよ。
瓶の蓋が開かないときに便利な道具が100均ダイソーやセリアに売ってます!
100均のダイソーやセリアには、ボトルオープナーなどと呼ばれるアイテムが売っています。
その名の通り、開かないボトル(瓶)の蓋を開けるための道具です。
軽い力でスッと瓶の蓋を開けられるようになるので、とっても便利ですよ。
ダイソーに売ってるボトルオープナーはこちら!
「瓶オープナー」
大小いろんなサイズの蓋に対応しているので、これ一個あればまず困ることはないでしょう。
値段は税抜100円です。安いですから、一家に一個備えておくのにオススメですよ!
使い方も簡単です。
このグッズのまるい部分で瓶の蓋をつかみ、取っ手部分を回すだけ。
手でつかんで開かない蓋を開けようとするのは一苦労ですが、この道具なら、力点(つかむ取っ手部分)と、支点や作用点(瓶の蓋)が離れているので、軽い力で開けられますよ。
ちなみに、この瓶オープナーは次の直径の蓋に対応しています。
- 7~8センチ
- 5.5~7センチ
- 3.5~5.5センチ
- 2.5~4センチ
同様のボトルオープナーは100均のセリアにも売っていますよ。
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セリアのボトルオープナーも税別100円。
雲の形をしていて、大小のまるい部分で瓶の蓋を挟んで開ける仕組みになっています。
蓋をそのままつかむよりも握りやすいですし、滑らなくなりますよ。
こちらのグッズも、つかむ部分が大きくなることで、より小さな力で蓋を開けられるようになっているんです。
セリアの瓶オープナーも、いろんなサイズの蓋に対応可能。
使わないときは、付属のしずく型フックにかけておくこともできますし、マグネット入りですから冷蔵庫などに貼り付けておくこともできます。
ダイソーとセリア、どちらのボトルオープナーを選んでも、開かない瓶の蓋に悩まさせることはほとんどなくなると思います。
お近くにダイソーかセリアがあるのでしたら、こんな困りごとがまた起こったときのために、ボトルオープナーを備えておいてはいかがでしょうか?
でも、瓶の蓋が開けられないことが多いというのは、もしかすると握力が低下しているからかもしれません。
ボトルオープナーなどの道具に頼るのもいいですが、握力の低下は、病気の危険信号かもしれないんですよ!
それについては、次の章でまとめています。
握力の低下は病気の原因になる!?
瓶の蓋はひどく固くなることも多いですし、握力が低下していなくても開けにくくなることはよくあります。
でも、最近になって瓶の蓋を開けにくくなった、自分では開けられないけど、旦那さんなどの男性に頼むとすんなり開けてもらえる、などといったことはないでしょうか?
それはもしかすると、握力が落ちているからかもしれません。
握力が弱いというのは、単にか弱いとか、加齢などで体力が落ちているというだけに留まらず、病気になりやすくなる危険信号であることもあるんです。
握力と健康の因果関係については、カナダのマクマスター大学のチームによる研究や、日本の厚生労働省の調査で示されています。
マクスター大学の研究によると、握力が5kg低下するごとに、何らかの原因による死亡リスクが16%アップするといいます。
握力が低下すると、心血管疾患にかかるリスクは17%、脳卒中にかかるリスクは9%、心筋梗塞にかかるリスクは7%増加してしまうそうです。
厚生労働省の調査でも、握力が最も強いグループは、最も弱いグループよりも死亡リスクが約4割低かったという結果が出ています。
では、そうした病気にならないために握力を鍛えればいいのかというと、そうではありません。
握力は、体全体の体力とも密接に関わっています。
握力の低下は、体全体の筋力も落ちていることの現れであることが往々にしてあるんです。
握力は、体力低下を知らせてくれるバロメーターになっているというわけです。
ですから、握力が低下しているのでしたら、健康のために握力だけを鍛えればいいというわけではなく、全身を鍛える運動を行う必要があるんですね。
男性の場合は握力30kg、女性でしたら握力25kgを下回ると注意が必要だといいます。
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瓶の蓋だけではなく、ペットボトルの蓋まで開けにくいという場合は、特にご注意ください。
ダンベルやサンドウェイトといった、カラダを鍛えるためのグッズも100均ダイソーに売っていますので、そちらもオススメです。
⇒「100均ダイソーにダンベル1kgや500g 2kg 3kgは売ってるか調査!」
⇒「リストウェイト アンクルウェイトは100均ダイソーにある?効果は?」
そうした体力低下とは関係なくても、握力を鍛えることで瓶の蓋を開けやすくなったり、日常生活で役立つことが多くなりますよ。
握力はハンドグリップという運動器具を何回か握るだけで鍛えられます。
座ってテレビを見ながらでも片手でできますから、とってもお手軽です。
100均のダイソーにもハンドグリップは売っていましたので、こちらの記事もご参考にどうぞ。
⇒「ハンドグリップを100均ダイソーで調査 選び方や負荷30kg以上も紹介!」
まとめ
瓶の蓋が開かないときは、よく言われている裏技を試すのもいいですけど、ボトルオープナー(瓶オープナー)という道具を使うのがお手軽でオススメです。
ボトルオープナーでしたら、100円ショップのダイソーやセリアなどにも100円で売っていますよ。
ボトルオープナーを使えば、硬い瓶の蓋も軽い力であっけないほど簡単に開けられます。
でも、瓶の蓋を開けにくくなっているのは、蓋が固くなっているというよりは、握力が低下しているから、ということも考えられます。
握力の低下は全身の筋力が低下していることの現れであることもあり、心血管疾患や脳卒中、心筋梗塞といった病気のリスクが高まる危険信号である場合がありますのでご注意ください。
男性なら握力30kg、女性なら握力25kgを下回ると注意が必要です。
※ダイソーやセリアの品ぞろえは、店舗や時期よって異なります。
ここで紹介した商品が売ってない場合もあることをご了承ください。
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